昔ながらの製法…「四季の寒暖」でじっくり醸す「天然醸造」を守り続けて
当社の天然蔵のしょうゆ、みそは、一般的な加温速醸方式の温醸蔵に比べ、時問と管理の手間を大巾に費やし、豊かな伊賀の自然で、あせらず、あわてず、じっくりと熟成。天然醸造ならではの巾と深みのある芳醇な味・色・香りが定評です。
しょうゆ、みそは日本の風土で「こうじ菌」が醸し出す、世界に誇る発酵食品です。
しかし現在は、その醸造課程において短期間で熟成させる人工の加温速醸が一般的です。
四季の寒暖のみで発酵熱成させる天然醸造蔵元は、今や稀少な存在となりました。
また「うす塩味でまろやかな風味」と好評の、名物『伊賀越漬』をはじめとする、各種漬物や山菜つくだには、当社醸造の家伝玉みそと天然醸造醤油をふんだんに使い、化学調味料、着色料、保存料を使用せず、素材を生かし、おいしさを完成させています。